PIEGA JAPAN

 

Coax Gen2シリーズのフラッグシップは、最高の表現だけを求める音楽愛好家のために、あらゆるタイプのサウンドを再生します。高さ124cmのCoax 811は、リビングエリアで最高の演奏者となるはずです。新開発の同軸リボンは、鮮やかで緻密な高音域とシルキーでクリアな中音域を提供し、お部屋の中にシームレスなステージを実現します。220mmのUHQDウーファーは2つのアクティブに駆動するユニットと2つのパッシブラジエターの組み合わせ。反応良くダイナミックで響き渡る低音を生み出します。


Technical Data

model Coax 811
3ウェイ パッシブラジエーター方式 フロア型スピーカー
推奨アンプ出力 20-250W
能率 92dB/W/m
インピーダンス
再生周波数特性 22Hz-50kHz
ユニット C212+同軸リボン x 1
22cm *UHQDウーファー x 2
22cm *UHQDパッシブ x 2
*Ultra High Quality Driver:SEAS/チタン製ボイスコイル/アルミ振動板
クロスオーバー周波数 500Hz/3.5kHz
入力端子 WBT ターミナル バイワイヤリング可
サイズ H1240 x W290x D420 mm
重量 63kg/本
キャビネット アルミ製(押し出し加工)
改良型アルミ製内部補強構造(TIM2)
仕上げ シルバー、ブラック
キャビネット:ポリッシュドアルミニウム・アルマイト加工/シルバー:シルバーグリル、ブラック:ブラックグリル
ホワイト
キャビネット:ポリッシュドアルミニウム・ホワイト塗装/ホワイトグリルカバー
価格 シルバー:
¥5,280,000/ペア(税込) 
¥5,401,000/ペア(税込) ボトムプレート付き
ブラック、ホワイト:
¥5,390,000/ペア(税込) 
¥5,511,000/ペア(税込) ボトムプレート付き
オプション ボトムプレート¥242,000/ペア(税込)

※仕様や価格は予告無く変更する場合があります。

 
 
 
 
 
Detailbild 1

同軸リボン自体、特にツイーターに比べて振幅の大きいミッドレンジに対しては新たに裏面へダンプ材を追加しています。応答特性の速さが魅力のリボンユニットに対するこの挑戦は、数十種類の素材を吟味、テストすることで最良のマテリアルを発見し採用するに至りました。結果、これまでよりも整い、正確に駆動するミッドレンジは、ポップスからジャズ、グランドオーケストラまで、あらゆる種類の音楽を優れたダイナミクス、信じられないほどの空間性、素晴らしい解像度で皆様へ披露します。

また、そのリボンユニットをホールドするフレームも見直されました。
これまでよりも厚いプレートを採用し、そこへ細長いネオジム磁石を取り付けるための溝を加工。
この溝に細長いネオジムマグネットを嵌めることが可能となったため、以前よりもフロントプレートにしっかりと固定することが可能になりました。ネオジム磁石の物理的な固定にはマイクロバブルを含むより良いダンピング特性を持つソフトな接着剤を採用。
結果、フロントプレートのダンピングが改善され、音質に影響を及ぼす微小レベルの不要な振動が圧倒的に減少。さらにセンターにも磁石を配置出来るようになったため、ツイーター部はプッシュプル動作が可能になり高域の特性も改善されています。

 
 
 
 

Coax Gen2シリーズ用に最適化されたUHQD ウーファーを新開発の同軸リボンユニット「C212+」「C112+」のパートナーとして使用することで、新しい同軸ドライバーはその可能性を最大限に引き出すことが出来ます。スピード感を伴う加速とダイナミクスを併せ持つUHQDウーファーは、より繊細で正確性を増した同軸ドライバーの音楽再生を文字通り下から支えます。それはSEAS(シアーズ)との共同開発で採用されたチタン製ボイスコイルと、最適化されたサスペンションが特殊成型された高剛性のアルミ振動板を駆動することで成し得ることが可能となりました。

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Detailbild 2
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«Tension Improvement Module 2» (TIM2) は、制御された張力でキャビネットの共振を効果的に減衰させます。前Coaxシリーズで初めて採用された「TIM」は「TIM2」へと進化しました。それはキャビネット内部から外側へ「TIM」のフレームを押し当てて圧力で共振を抑えたのに加え、「TIM2」ではキャビネット内部へ引っ張る機構も追加して、さらに共振をコントロールしています。
押出し成形で造られたキャビネット内部のリムを金具で引っ張る。圧力と張力という反する機構を一つにし、さらにキャビネットの振動をレーザーでとらえてそれぞれのテンションを最適化しています。
Coax811には4枚、611には5枚と、ユニットの境目に設置して、ユニットごとの干渉も抑えています。